本文へ移動
集客の流れ・LINE

サロンのリピート率を上げる方法|計算方法と、2回目の来店につなげる仕組みづくり

(公開 )

執筆:原田 雅文(株式会社ピウズ 代表取締役)

この記事の結論

リピート率は、来店したお客様のうち、もう一度来てくれた人の割合です。新規集客にお金と手間をかけても、2回目につながらなければ売上は安定しません。リピートしない理由の多くは、施術の質より「次に来る理由が伝わっていない」ことにあります。初回の施術で目標と通う計画を一緒に決め、帰る前に次回を提案し、来店後はLINEで決まった流れのフォローを届ける。この3つを仕組みにすると、オーナーの頑張りに頼らずにリピートが生まれます。数字を毎月記録して、どこで離れているかを確認することも欠かせません。

「毎月新しいお客様は来るのに、売上が安定しない」

その原因の多くは、2回目の来店につながっていないことです。この記事では、リピート率の見方と、2回目につなげる仕組みの作り方を説明します。

リピート率とは

リピート率は、来店したお客様のうち、もう一度来てくれた人の割合です。

いちばん分かりやすいのは、新規のお客様が2回目に来てくれたかどうかを見る方法です。

2回目のリピート率 = 2回目来店数 ÷ 新規来店数 × 100

たとえば、ある月に新規のお客様が10人来て、そのうち4人が2回目も来てくれたら、リピート率は40%です。

業態やメニュー、立地で数字は大きく変わるため、他店と比べるより、自店の数字が先月・前年と比べて上がっているかを見ることが大切です。

なぜリピートが大切なのか

新規のお客様を集めるには、広告費やクーポンの値引き、説明の時間がかかります。2回目以降のお客様は、そうした手間が少なく、施術にも慣れてもらえています。

新規集めばかりで疲れているサロンほど、リピートの仕組みを作ると経営が楽になります。

お客様がリピートしない理由

施術に不満があった場合ももちろんありますが、よくあるのは次のような理由です。

  • 次に来る理由が分からない:1回で終わりなのか、何回通えばいいのかが伝わっていない
  • 次の時期が分からない:いつ来ればいいか分からないまま、忙しさで忘れてしまう
  • 予約が面倒:帰ったあとに改めて予約する手間がある
  • 連絡が来ない:来店後、サロンから何も届かず、印象が薄れていく

どれも、施術の腕とは別のところで起きています。つまり、仕組みで改善できるということです。

2回目につなげる3つの仕組み

1. 初回で「目標」と「通う計画」を共有する

カウンセリングで、お客様がどうなりたいかを聞き、そのために何回くらい、どのくらいの間隔で通うのがよいかを一緒に決めます。計画があると、次に来る理由がはっきりします。

2. 帰る前に次回を提案する

施術のあと、その日の肌の状態と、次の時期に来る理由を伝えたうえで、次回の予約を提案します。説明があれば、押し売りではなくアドバイスとして受け取ってもらえます。

3. 来店後はLINEで決まった流れを届ける

その場で予約しなかったお客様にも、来店後の流れを決めておきます。

  1. 来店当日:お礼とアフターケア
  2. 数日後:肌の様子をうかがう一言
  3. 次回の目安の時期:次の来店の案内

この流れはステップ配信で自動にできます。作り方はステップ配信とはで解説しています。

3回目以降も続けてもらうために

  • 回数券やコースで計画を形にする:通う計画が立てやすくなります。解約や返金の条件などは、関係する法律に沿って分かりやすく示します。
  • メニューの広がりを自然に提案する:施術中の会話で、関連するケアの選択肢を伝えます。
  • 休眠客に声をかける:しばらく来店がないお客様には、責めるような言い方を避け、「また来たい」と思える内容を届けます。

毎月記録する数字

仕組みを作ったら、数字で確かめます。

数字 見るポイント
新規来店数 集客の量
2回目来店数・リピート率 初回の体験と次回提案がうまくいっているか
次回予約率(その場で予約した人の割合) 帰る前の提案がうまくいっているか
LINE経由の予約数 来店後のフォローが届いているか

どこで数字が落ちているかが分かれば、直すべき場所が見えてきます。

まとめ

  • リピート率は「2回目来店数 ÷ 新規来店数」で見るのが分かりやすい
  • リピートしない理由の多くは、次に来る理由と時期が伝わっていないこと
  • 初回で計画を共有し、帰る前に提案し、来店後はLINEで決まった流れを届ける
  • 数字を毎月記録して、どこで離れているかを確かめる

クーポンで来たお客様を正規メニューへ、そしてリピートへつなげる流れづくりは、プロモーション・プラン化で一緒に設計しています。

このテーマは、SYNC会員なら無料で相談・診断できます。

プロモーション・プラン化を見る
よくある質問

よくある質問

Qリピート率はどう計算しますか?
A

一定期間に初めて来店したお客様のうち、2回目も来店した人の割合で見るのが分かりやすい方法です。2回目来店数 ÷ 新規来店数 × 100で計算します。

Qリピート率の目安はどのくらいですか?
A

業態やメニュー、立地で大きく変わるため、一律の目安より、自店の数字が前の月や前の年と比べて上がっているかを見ることが大切です。

Qお客様がリピートしない一番の理由は何ですか?
A

施術に不満があった場合だけでなく、次に来る理由や時期が伝わっていないことがよくあります。初回で通う計画を共有することで改善できます。

Qその場で次回予約をすすめると、押し売りと思われませんか?
A

施術の結果と、次の時期に来る理由を説明したうえで提案すれば、押し売りではなくアドバイスとして受け取ってもらいやすくなります。

Q回数券は作ったほうがいいですか?
A

通う計画が立てやすくなり、継続にもつながります。ただし、解約や返金の条件などは関係する法律に沿って、分かりやすく示す必要があります。

QLINEでのフォローは何を送ればいいですか?
A

来店当日のお礼とアフターケア、数日後のフォロー、次回の目安の時期の案内が基本です。ステップ配信を使えば自動で届けられます。

この記事を書いた人

原田 雅文

株式会社ピウズ 代表取締役/ピウズPROショップ

脱毛サロン専門の集客・機器導入コンサルタント。サロン支援25年目、3,000店舗以上のサロンをサポートしてきました。

プロフィールを見る

関連コラム

あわせて読みたい

一人で悩まず、まず相談を。

SYNCに無料登録すると、診断や個別相談を無料で受けられます。

SYNCに無料登録する登録は無料です。登録後、SYNCの画面でご案内します。
SYNCに無料登録して始める