サロンのリピート率を上げる方法|計算方法と、2回目の来店につなげる仕組みづくり

この記事の結論
リピート率は、来店したお客様のうち、もう一度来てくれた人の割合です。新規集客にお金と手間をかけても、2回目につながらなければ売上は安定しません。リピートしない理由の多くは、施術の質より「次に来る理由が伝わっていない」ことにあります。初回の施術で目標と通う計画を一緒に決め、帰る前に次回を提案し、来店後はLINEで決まった流れのフォローを届ける。この3つを仕組みにすると、オーナーの頑張りに頼らずにリピートが生まれます。数字を毎月記録して、どこで離れているかを確認することも欠かせません。
「毎月新しいお客様は来るのに、売上が安定しない」
その原因の多くは、2回目の来店につながっていないことです。この記事では、リピート率の見方と、2回目につなげる仕組みの作り方を説明します。
リピート率とは
リピート率は、来店したお客様のうち、もう一度来てくれた人の割合です。
いちばん分かりやすいのは、新規のお客様が2回目に来てくれたかどうかを見る方法です。
2回目のリピート率 = 2回目来店数 ÷ 新規来店数 × 100
たとえば、ある月に新規のお客様が10人来て、そのうち4人が2回目も来てくれたら、リピート率は40%です。
業態やメニュー、立地で数字は大きく変わるため、他店と比べるより、自店の数字が先月・前年と比べて上がっているかを見ることが大切です。
なぜリピートが大切なのか
新規のお客様を集めるには、広告費やクーポンの値引き、説明の時間がかかります。2回目以降のお客様は、そうした手間が少なく、施術にも慣れてもらえています。
新規集めばかりで疲れているサロンほど、リピートの仕組みを作ると経営が楽になります。
お客様がリピートしない理由
施術に不満があった場合ももちろんありますが、よくあるのは次のような理由です。
- 次に来る理由が分からない:1回で終わりなのか、何回通えばいいのかが伝わっていない
- 次の時期が分からない:いつ来ればいいか分からないまま、忙しさで忘れてしまう
- 予約が面倒:帰ったあとに改めて予約する手間がある
- 連絡が来ない:来店後、サロンから何も届かず、印象が薄れていく
どれも、施術の腕とは別のところで起きています。つまり、仕組みで改善できるということです。
2回目につなげる3つの仕組み
1. 初回で「目標」と「通う計画」を共有する
カウンセリングで、お客様がどうなりたいかを聞き、そのために何回くらい、どのくらいの間隔で通うのがよいかを一緒に決めます。計画があると、次に来る理由がはっきりします。
2. 帰る前に次回を提案する
施術のあと、その日の肌の状態と、次の時期に来る理由を伝えたうえで、次回の予約を提案します。説明があれば、押し売りではなくアドバイスとして受け取ってもらえます。
3. 来店後はLINEで決まった流れを届ける
その場で予約しなかったお客様にも、来店後の流れを決めておきます。
- 来店当日:お礼とアフターケア
- 数日後:肌の様子をうかがう一言
- 次回の目安の時期:次の来店の案内
この流れはステップ配信で自動にできます。作り方はステップ配信とはで解説しています。
3回目以降も続けてもらうために
- 回数券やコースで計画を形にする:通う計画が立てやすくなります。解約や返金の条件などは、関係する法律に沿って分かりやすく示します。
- メニューの広がりを自然に提案する:施術中の会話で、関連するケアの選択肢を伝えます。
- 休眠客に声をかける:しばらく来店がないお客様には、責めるような言い方を避け、「また来たい」と思える内容を届けます。
毎月記録する数字
仕組みを作ったら、数字で確かめます。
| 数字 | 見るポイント |
|---|---|
| 新規来店数 | 集客の量 |
| 2回目来店数・リピート率 | 初回の体験と次回提案がうまくいっているか |
| 次回予約率(その場で予約した人の割合) | 帰る前の提案がうまくいっているか |
| LINE経由の予約数 | 来店後のフォローが届いているか |
どこで数字が落ちているかが分かれば、直すべき場所が見えてきます。
まとめ
- リピート率は「2回目来店数 ÷ 新規来店数」で見るのが分かりやすい
- リピートしない理由の多くは、次に来る理由と時期が伝わっていないこと
- 初回で計画を共有し、帰る前に提案し、来店後はLINEで決まった流れを届ける
- 数字を毎月記録して、どこで離れているかを確かめる
クーポンで来たお客様を正規メニューへ、そしてリピートへつなげる流れづくりは、プロモーション・プラン化で一緒に設計しています。
このテーマは、SYNC会員なら無料で相談・診断できます。
プロモーション・プラン化を見る


