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ホットペッパー

ホットペッパービューティーのクーポンの作り方|選ばれるタイトルと、正規メニューにつなげる設計

(公開 )

執筆:原田 雅文(株式会社ピウズ 代表取締役)

この記事の結論

ホットペッパービューティーのクーポンは、検索結果の一覧でサロン名の下に並び、タイトルと価格だけで比べられます。クーポンには「新規」「再来」「全員」の区分があり、来店日や併用などの条件をつけられます。選ばれるタイトルには、誰向けか、何をするか、時間と価格がひと目で分かる情報が入っています。ただし値引きの大きさで勝負すると、近くのサロンとの価格競争になり、2回目につながりにくくなります。新規クーポンは正規メニューの体験になる内容にし、再来クーポンで次の来店を後押しします。「通常価格」と並べる表示は、景品表示法のルールに沿って根拠のある価格だけを使います。

「クーポンを出しているのに、予約が入らない」 「値下げしないと選ばれない気がする」

ホットペッパービューティーでは、お客様はサロンのページを開く前に、一覧に並んだクーポンで比べています。この記事では、選ばれるクーポンの作り方と、値引きだけに頼らない設計を説明します。

クーポンはどう見えているか

エステサロンの検索結果の一覧では、サロン名やキャッチコピーの下に、クーポンが3つ並びます。お客様が一覧で見られるのは、クーポンの区分、タイトル、価格だけです。

区分 対象
新規 初めて来店するお客様
再来 2回目以降のお客様
全員 どなたでも

サロンのクーポンページでは「初来店時クーポン」「2回目以降クーポン」に分かれて表示され、それぞれに来店日の条件や「併用不可」などの条件が添えられます。

つまり、一覧に出る3つのクーポンが、サロンの第一印象を決めています。

選ばれるタイトルの書き方

一覧で比べられる以上、タイトルだけで内容が伝わる必要があります。次の要素を入れると、選ぶ理由がはっきりします。

要素 例
誰向けか 初めての方、乾燥肌が気になる方
悩み・目的 毛穴の黒ずみ、むくみ
施術内容 フェイシャル+デコルテ
時間 60分

価格はタイトルとは別に表示されますが、タイトルの中にも入れているサロンが多く見られます。

「最安」「激安」のような言葉や記号で目立たせるより、何をしてもらえて、自分に合うかが分かるほうが、施術の内容で選ぶお客様に届きます。

3つのクーポンの役割を分ける

一覧に出る3つは、役割を分けて作ります。

  1. 入口の新規クーポン:正規メニューの一部を体験できる内容にする
  2. 悩み別の新規クーポン:対象を絞り、「自分のことだ」と思ってもらう
  3. 再来・全員のクーポン:続けて通う価値が伝わる内容にする

3つとも大幅な値引きにすると、サロン全体が「安さのお店」に見えます。

値引きだけに頼らない

近くのサロンが同じ画面に並ぶため、値引きの大きさで勝負すると、より安いサロンが出てきたときに選ばれなくなります。安さで来たお客様は、2回目にもっと安いサロンへ移りやすくなります。

新規クーポンは、続けてほしい正規メニューを体験できる内容にします。初回で体験したことを、そのまま続けられるのが正規メニュー、という形にしておくと、2回目の提案が自然になります。考え方はサロンの初回クーポンの作り方で詳しく解説しています。

価格表示で守るルール

二重価格の表示

「通常価格〇円→〇円」のように、ほかの価格と並べて安さを見せる表示は、景品表示法のルールがあります。消費者庁の考え方では、比べる価格は最近の相当期間に実際に提供していた価格であることが必要です。実績のない価格を「通常価格」として並べると、問題になるおそれがあります。

効果や医療に関わる表現

  • 「必ず」「確実に」など、効果を言い切る表現は使いません
  • 医療行為と誤解される表現は使いません。たとえばエステの脱毛で「永久脱毛」と書くことはできません

月に一度の見直し

クーポンは作って終わりではありません。月に一度、クーポンごとの予約数を確認し、予約が少ないものはタイトルや内容を変えます。季節の悩みに合わせた入れ替えも効果的です。

メニュー説明文の作り方はメニュー説明文をAIで作る方法にまとめています。今のクーポンやページがどう見えているかは、ホットペッパー無料診断で確認できます。

まとめ

  • 一覧で見えるのは区分・タイトル・価格だけ。上から3つのクーポンが第一印象を決める
  • タイトルには、誰向けか、悩み、施術内容、時間を入れる
  • 3つのクーポンの役割を分け、すべてを大幅値引きにしない
  • 新規クーポンは正規メニューの体験に。二重価格や効果の表現はルールを守る

参考:消費者庁「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」/ホットペッパービューティー 掲載プラン案内

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よくある質問

よくある質問

Q新規・再来・全員のクーポンはどう使い分けますか?
A

新規は初めてのお客様向けの入口、再来は2回目以降のお客様に続けてもらうため、全員はどなたでも使える定番メニューに使うのが基本です。

Qクーポンは何個くらい作ればいいですか?
A

数を増やすと選びにくくなります。検索結果の一覧ではクーポンが上から3つ表示されるため、まずは一覧に出る3つを、目的を分けて作り込みます。

Qクーポンのタイトルには何を書けばいいですか?
A

誰向けか、どんな悩みに応えるか、施術内容、時間、価格がひと目で分かるようにします。記号や「最安」などの言葉で目立たせるより、内容が伝わることを優先します。

Q「通常価格〇円→〇円」と書いてもいいですか?
A

比べる通常価格が、実際に一定期間その価格で提供していた実績のある価格でなければ、景品表示法上の問題になるおそれがあります。根拠のある価格だけを使います。

Q大きく値引きしたクーポンは効果がありますか?
A

予約は入りやすくなりますが、安さで選ぶお客様が増え、2回目につながりにくくなります。正規メニューの体験になる内容にすることが大切です。

Qクーポンで使ってはいけない表現はありますか?
A

効果を言い切る表現や、医療行為と誤解される表現は避けます。たとえばエステの脱毛で「永久脱毛」と書くことはできません。

Qクーポンはどのくらいの頻度で見直せばいいですか?
A

月に一度、クーポンごとの予約数を確認し、予約が少ないものは内容やタイトルを変えます。季節に合わせた入れ替えも効果的です。

この記事を書いた人

原田 雅文

株式会社ピウズ 代表取締役/ピウズPROショップ

脱毛サロン専門の集客・機器導入コンサルタント。サロン支援25年目、3,000店舗以上のサロンをサポートしてきました。

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