Googleビジネスプロフィールの整え方|エステサロンが自分でできる設定と運用の手順

この記事の結論
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップに表示されるサロンの情報を管理する無料のサービスです。登録しただけで放置していると、説明文が空欄、写真が少ない、口コミに返信していないといった状態のまま比較され、選ばれにくくなります。整える順番は、オーナー確認、基本情報、説明文、写真、投稿、口コミの返信です。Googleのガイドラインには、ビジネス名にキャッチコピーを入れない、説明文にリンクを入れない、特典と引き換えに口コミを頼まないといった決まりがあり、守らないと表示停止の原因になります。設定したら、毎月一度見直す習慣をつけます。
「Googleマップには登録してあるよ」というオーナーに聞いてみると、最後に更新したのがいつか覚えていない、ということがよくあります。説明文が空欄、写真が数枚だけ、口コミに一度も返信していない。こうした状態のまま、近くのサロンと並べて比べられています。
この記事では、Googleビジネスプロフィールを「登録しただけ」から「選ばれる状態」に整える手順を、Googleのガイドラインに沿って説明します。
Googleビジネスプロフィールとは
Googleマップや検索結果に表示されるお店の情報を、オーナー自身が管理できる無料のサービスです。以前は「Googleマイビジネス」と呼ばれていました。
サロン名、住所、営業時間、電話番号、ホームページ、写真、口コミ。お客様が地図で見る情報は、すべてここで管理されています。
なぜ今、整える必要があるのか
地図の検索結果は「情報の中身」で差がつく
Googleは、地図の検索結果が「関連性」「距離」「知名度」の3つで決まると公表しています。距離は変えられませんが、検索された言葉と情報がどれだけ合っているか(関連性)と、口コミなどからどれだけ知られているか(知名度)は、プロフィールの中身で変わります。
AIもプロフィールの情報を読んでいる
2026年8月から日本でも提供が始まったGoogleマップの「マップに相談」は、口コミや店舗の情報をもとに、話しかけた人の条件に合うお店を提案します。情報が空欄のサロンは、AIにとっても判断材料がありません。詳しくはGoogleマップの新機能「マップに相談」とはをご覧ください。
整えているサロンはまだ多くない
説明文が空欄、写真が少ない、口コミに返信していない。地域にこうしたサロンが多いなら、きちんと整えるだけで比較されたときに目立てます。
手順1:オーナー確認を済ませる
管理画面に入れない、編集できないという場合は、まずオーナー確認が済んでいるかを確かめます。オーナー確認が済んでいないと、情報の編集も口コミへの返信もできません。
手順2:基本情報を正確に入れる
ビジネス名
看板や名刺で実際に使っている名称をそのまま入れます。ガイドラインでは、キャッチコピー、サービス内容、所在地などを名称に足すことが禁止されています。「〇〇駅 脱毛 〇〇サロン」のような名前は、プロフィール停止の原因になります。
カテゴリ
ガイドラインでは、「事業が何であるか」という観点で、中心となる事業に最も具体的に当てはまるカテゴリを、できるだけ少なく選ぶよう定められています。提供しているサービスを全部並べるのではなく、事業の中心を表すカテゴリを選びます。
住所・電話番号・ホームページ
ホームページや予約サイト、Instagramなどに書いている情報と、表記をそろえます。「1丁目1番1号」と「1-1-1」、ハイフンありとなしなど、場所によって表記がばらばらだと、同じお店かどうか分かりにくくなります。
営業時間
通常の営業時間を曜日ごとに入れ、祝日や臨時休業は「特別営業時間」で更新します。営業時間の誤りは、「行ったら閉まっていた」という低評価の口コミにつながります。
なお、ガイドラインでは完全予約制の業種は営業時間を指定すべきでない業種に挙げられています。完全予約制で運営している場合は、設定の仕方を確認しておきます。
手順3:説明文を書く
説明文は全角375文字(半角750文字)まで書けます。お客様にも、AIにも、サロンの特徴を伝える大事な文章です。
入れたい内容
- どんなサロンか(地域・最寄り駅・個室や予約制などの特徴)
- 得意な施術と、どんな悩みの人に向いているか
- 初めての方への進め方(カウンセリングの有無など)
情報が少ない例 「お客様一人ひとりに合わせた丁寧な施術を心がけています。」
伝わる例 「〇〇駅から徒歩3分、完全個室のサロンです。ひげやVIOなどメンズ脱毛と、毛穴・くすみが気になる方のフェイシャルを専門にしています。初回は施術前にお肌の状態を確認し、痛みや肌への負担を抑えた進め方をご提案します。」
ガイドラインでは、リンクの記載、事業と関係のない内容、「全品50%オフ」のように割引を過度に強調する表現は禁止されています。
手順4:写真をそろえる
お客様は写真で「どんなサロンか」を判断します。次の種類をそろえると、初めての方にもイメージが伝わります。
| 種類 | 撮るときのポイント |
|---|---|
| 外観・入口 | 初めての人が迷わず来られるように |
| 受付・待合 | 清潔感と雰囲気が伝わるように |
| 施術室 | ベッドや広さが分かる角度で |
| 施術の様子 | お客様の了承を得てから |
| オーナー・スタッフ | 誰が担当するかが分かるように |
| 機器・化粧品 | 使っているものが分かるように |
スマホで撮った写真で十分です。明るく、ぶれていないことを大切にしてください。季節ごと、内装や機器が変わったときなど、定期的に追加します。
手順5:投稿機能でお知らせを出す
ビジネスプロフィールには、お知らせやキャンペーン、新しいメニューを載せられる「投稿」機能があります。プロフィールを見たお客様に、今のサロンの様子が伝わります。
「今月のおすすめメニュー」「季節の肌の悩みと施術の紹介」など、テーマを決めておくと続けやすくなります。
手順6:口コミを集め、すべてに返信する
集め方
施術後のお礼のメッセージなどで、口コミのページへのリンクを添えて率直な感想をお願いします。
Googleのポリシーで禁止されていることも押さえておきます。
- 割引や無料サービスなど、特典と引き換えに口コミを頼むこと
- 良い口コミを書いてくれそうなお客様だけを選んで頼むこと
- その場で書くよう求めること、特定の内容を書くよう頼むこと
- スタッフに口コミの件数のノルマを課すこと、家族や従業員に書いてもらうこと
返し方
良い口コミには、感謝と、口コミの具体的な内容に触れた一言を。低評価の口コミには、言い訳をせず、お詫びと改善の姿勢を。返信は、これからサロンを探す人も読んでいます。
返信文の作り方はGoogleの口コミ返信をChatGPTに任せる方法にまとめています。
毎月の見直しチェックリスト
一度整えたら終わりではありません。月に一度、次の項目を確認します。
- 営業時間・定休日に変更はないか
- 新しい写真を追加したか
- 先月の口コミにすべて返信したか
- 投稿を出せているか
- インサイトで、どんな言葉で見つけられたかを確認したか
インサイトでは、プロフィールがどんな検索語句で見つけられたか、電話やウェブサイトのクリックがどれくらいあったかを確認できます。どんなお客様が興味を持っているかが分かり、説明文やメニューを見直すヒントになります。
まとめ
- Googleビジネスプロフィールは「登録」ではなく「育てる」もの
- 整える順番は、オーナー確認、基本情報、説明文、写真、投稿、口コミ
- ビジネス名・説明文・口コミの依頼方法には、守るべきガイドラインがある
- 毎月一度の見直しを習慣にする
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参考:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google にビジネス情報を掲載するためのガイドライン」「ビジネス プロフィールを編集する」「Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法」「ビジネス プロフィールの使い方のヒント」/Google マップ ユーザー投稿コンテンツのポリシー「禁止および制限されているコンテンツ」
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